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第20期オーガニックワーカー養成科 いよいよ田植えが始まりました !
2022.5.2
BLOF理論による稲作では田んぼへの入水時に酵母菌などを流し込んだりします。酵母菌はたんぱく質を分解してアミノ酸を生成するのに役立ちます。また、水田で良く起こるガス湧きなどを抑制してくれて、有用微生物を増やす効果も。他にも、水田の水に濁りが出て雑草を抑制してくれる働きもあります。
トラクターの後ろにつけた肥料散布機で有機肥料を散布します。均一に散布するのは慣れないと難しいです。また、使用する肥料は地元の徳島県のオンダン農協というところで作られるなっとく有機。養鶏上では処理が大変となる鶏糞や鶏加工残差を有効に活用するために、それらを発酵させてアミノ酸豊富な肥料に仕上げています。また、放線菌やバチルス菌などの有用微生物が多く土壌の生物性も良くします。
田植えと一言でいっても、やることはたくさんあります。
植付けに合わせて、苗を運搬して田んぼに配り、そして田植えのスタート。
・・・とその前に田植え機のセッティングをきちんと調整して、苗を掴む本数や株間を調整します。
そして田植えの開始。いざ、植え始めてみると、機械が苗を上手く掴んでなかったり、苗を気にすると植えていくのが歪んだりと気にかけることも多いです。
そんなハードルを乗り越えてこそ無事に田植えを行うことが出来ます。
まっすぐ綺麗に植えるのは農家さんも競い合ったりしますが、慣れないととても難しいです。
代かき作業は、田んぼに水を入れて耕耘する最後の仕上げ作業。
耕耘するだけのようですが、田んぼを水平に平らにして、土と水が混ざり合い丁度よい硬さに
なるうようにするなどが重要になり慎重に行う必要があります。